投稿者: 青木校長

5/28 万博記念公園で信天翁二世号のメンテナンス実施

世界一周に成功し、ギネスブックに掲載された信天翁二世号は現在、万博記念公園の太陽の塔横に保存展示されています。

5月28日、万博記念公園に15名が集合して、信天翁二世号のメンテナンスを行いました。毎年メンテナンス活動を行っていましたが、コロナ禍の為に3年間できませんでした。そのためにキャビン内は鳥の巣や鳥の死骸などで大変汚れていました。

船体全体を洗剤と清水で洗浄します。乾燥を待つ間に、お昼休みにします。芝生の上で車座になり、お弁当を頂きます。お弁当は田尻ヨットクラブからの差し入れです。季節のおかずが盛りだくさんに小分けされ、とてもおいしく頂きました。食べながら自己紹介で盛り上がります。

午後からは塗装作業です。ヨットの内外を手分けして、ローラーと刷毛で塗装します。

午前中で終了する予定でしたが、作業が多く15時前まで掛かりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

5/4~5/7 ACC長距離航海コース実施

メイストームが吹き荒れた4日間のACC実習航海から無事に帰港しました。受講生の皆さん、本当にお疲れさまでした。

1~2日目 田尻マリーナから阿尾港(和歌山県)

AとBの両チームに分かれ、2時間交代のワッチを組んで2230時に出航します。SSW、20ノットの風に合わせてレギュラージブと1ポイントリーフにして、クロースホールドで友が島水道へ向かいます。オフショアの風なので、高波を避けるために沿岸寄りのコースをとります。
友が島水道を越えるとその恩恵がなくなり、紀伊水道に押し寄せる高波の中を大きくピッチングを繰り返します。ワッチ交代しても横たわることができません。灯台を確かめベアリングフイックスで現在位置を作図します。その間にも行き合う大型船を見張り、コースを変更しなければなりません。2隻の本3に挟まれましたがタッキングを繰り返し逃れます。
和歌山県側の沿岸に沿って北上を続けると、さらに風は35ノットへと強まりました。メインを2ポイントリーフへと縮帆します。明るくなると、ようやく日の岬が視認できます。
ビルジが床上まで溢れてきました。ヒールが大きくトイレの手洗いから海水が逆流したのです。ヒーブ・ツーにしてビルジポンプを作動させましたが排水には35分もかかりました。

阿尾港は目の前です。ほっとしたのもつかの間、ジャイブした途端にメンスルが大きく破れました。チーム全員で破れたメンスルを取り込み、エンジンをかけて入港します。港内に入るとアンカリングを実習します。着岸して艇を片付けて、岸壁にメンスルを広げます。破れたメンスルは全員が参加してリペアテープで修理を行います。

迎えの車が来たので宿に入り早速交代で温泉につかります。ほっとする間もなく、夕食前には宿題を片付けなければなりません。

3日目 阿尾港(和歌山県)から椿泊港(徳島県)

海上気象予報では、風はS、40ノットです。出航前に修理したメンスルを3ポイントリーフにして、ジブはストームをセットします。
阿尾湾を風上側に沿って外海へでると、早速大きなうねりが襲ってきます。しかし風向が予想と異なりSSEなので、ビームリーチで快走します。

雨にかすんだ中から、ようやく伊島が見えてきました。島の風下側を回り、椿泊を目指しますが、蒲生田岬からの強烈な吹き下ろしにヨットは大きくヒールを繰り返します。ヘルムスマンは、目標を外さないようにステアリングを行うため腕に力が入ります。
予定した岸壁は風下側にあるので波が打ち寄せ、とてもアンカリングは出来ません。小さな漁港に入港して岸壁へ横付けする事にしました。アンカリングの余地が無い為です。

民宿へ着くとお風呂が待っています。夕食にはタイ、イサキ、はまちなどの天然物のお刺身が大皿に盛られてきました。とても食べきれません。修了テストが待っているため、ビール一杯を楽しむのが関の山です。

4日目 椿泊港(徳島県)から田尻マリーナへ

予定を早めて0800時に出航します。雨と強風は昨日と変わりありません。伊島を越えて北上すると、島影は全くなくなりました。DR(推測航法)で1時間ごとに現在位置を海図へプロットします。
風はさらに強まります。友ヶ島へ接近するまでは、3ポイントリーフとストームジブで持ちこたえてセーリングを続けます。加太の瀬は既に南流の最強時となりましたが、7ノット以上のスピードを保っているので、見る間に通過して大阪湾へ戻りました。
しかし風はさらに吹き募ってきたのでメンスルを降ろし、ストームジブだけでブロードリーチのセーリングを続けます。友ヶ島灯台の観測では風向S、風速19mとなっています。関空が見えてきました。もうすぐ母港です。メンスルを3ポイントリーフのままもう一度上げます。スピードアップし1700時、田尻マリーナへ無事に帰港しました。

2023年の長距離ACCコースは、メイストームが吹き荒れる4日間となりました。受講生の皆様、この経験が少しでもお役に立てば、インストラクターとして嬉しいです。

5/28、信天翁二世号のメンテナンスを行います

青木校長が単独で世界一周に成功したヨット、信天翁二世号は万国博記念公園に保存展示されています。
このヨットを将来にわたって保存していくための、メンテナンスを実施致します。
毎年定期メンテナンスを行い、ヨットの掃除やペンキの塗り替えを行っていましたが、今年は3年ぶりに実施することになりました。

年に1回、貴重な「信天翁二世号」のキャビンの中に入ることができる機会です。
例年、田尻ヨットクラブの皆様にご協力いただいております。

★作業終了後、ヨットクラブからお弁当をご用意していただいております。
ご協力いただける方は、下のメールフォームからお願い致します。

日時:5/28(日)10時より約2時間
雨天時 6/4(日)
*延期になる場合は、前日12時までにご連絡を致します。

集合場所:万博記念公園「信天翁二世号」前

持ち物:軍手、帽子、作業服

申込締切:4/30(日)

★後日、万博記念公園の入場証をお渡しいたします。

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田尻漁港マリーナ 運営管理者 青木ヨット(株)
電話:072-465-8192
FAX:072-465-8194

 

信天翁二世号メンテナンス参加申し込みフォーム

    ASA加盟ヨットスクール、世界各地で1002校に拡大

    2023年2月15日、アメリカンセーリングは、デラウェア州ドーバーのVagabonde Adventuresを1000番目の加盟校としてアメリカンセーリング協会に迎え入れました。
    3月8日には、ポルトガル・ファロのアトランティック・エクスプローラーズが1001番目となり、3月27日には、カナダ・オンタリオ州ミルトンのノーティカル・スピリット・セーリング・スクールが1002番目のアフィリエイトとして、アメリカン・セーリングに加盟しました。
    ASA担当ディレクターのエルバート・”アッシュ”は、「ここ数週間で、3カ国のアフィリエイトスクールが新たに加わり、とてもエキサイティングな時間を過ごしています」と述べています。「新しい加盟校をASAファミリーに加えるのは長いプロセスですが、特にアフィリエイトがアメリカンセーリングが提供できるすべてのサービスを知ってくれることは、非常に喜ばしいことです。

     

    Zen24試乗会2023のご案内

    ◆東京夢の島マリーナ:3月17日(金)、18日(土)、19日(日)

     

    2023年1月、I.Q.C.インストラクター認定コース開催

    この度『I.Q.C.インストラクター認定コース』を大阪田尻マリーナで実施します。

    世界各国で通用する、ASAヨットインストラクター資格を取得するコースです。
    ASAのIEである校長青木が担当する毎年1回のチャンスです。
    2023年1月7日~1月9日の計3日間で、ヨットを教えるプロとしての技術を学びます。

    ヨットインストラクターは、ビギナーをヨットの素晴らしい世界へご案内することが使命です。
    ご一緒に学びませんか。チャレンジをお待ちしています。

    <合格基準>
    ・ 海上教習実技テスト、教室教習実技テスト、シングルハンドテスト及びBKBI学科テストに所定の基準で合格する事が必要です。受講すれば合格するものではありません。
    ・IQC合格後に青木ヨットスクールでインストラクター業務を行うためには、所定のアパレンティス制度を履修して合格する事が必要です。

    ◆詳細とお申し込みはこちらからどうぞ!
    Https://www.aokiyacht.com/school/iqc/

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    先着順5名となりますので、お申し込みはお早めに!
    皆様のご参加、お待ちしています。

    ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。
    ◆お問い合わせメール info@aoki.us
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    ASA青木ヨットスクール
    電話:072-465-8192
    FAX:072-465-8194

    11/5(土)大阪湾りんくう芸術花火開催

    11/5(土)1745時からりんくうマーブルビーチ沖で「大阪湾りんくう芸術花火」が開催されます。

    田尻マリーナの皆様、船上からの花火大会をぜひご鑑賞ください。開催委員会からはお知らせが届きましたので掲載いたします。

    9/11 大阪セーリングクラブ活動実施

    当日は天気予報の微風とは異なり、海陸風の入れ替わりによる軟風に恵まれました。

    ジャイビング2が今回のテーマなので、係留状態で役割分担をして号令と動作の練習を行います。

    昼食後直ちに出航して、郊外に出るや否や、スキッパーの号令がかかります。

    「メインセールアップ用意」

    「ハリヤードよし」、「メインシートよし」、「ハリヤード上げろ」

    号令と復唱に従ってメインセールが上がり、続いてジブも上げました。エンジンはすぐに切りセーリングの開始です。

    「気持ちいいね」

    その後はジャイビングとタッキングの練習を繰り返し、港へ戻った時は全員くたくたになっていました。お疲れ様でした。
    (写真提供五十川さん)

    田尻マリーナ台風14号第二対策が発令されました

    最新の台風14号進路予想によると、9日19日午後から夜間には当地に接近する見込みとなりました。
    従って、下記の通り台風対策を行います。下記期間、出入港を禁止いたします。
    可能な方は一斉作業へご参加の程お願い致します。
    作業時には、ライフジャケット及び軍手を着用して下さい。
    作業参加者は受付の名簿へ記名をお願いします。

    ◆台風対策一斉作業開始 2022年9月18日(日)1500時から
    ◆解除一斉作業開始予定 2022年9月21日(水) 0900時からの予定
    但し進路状況により、中止または時間変更になる場合もございます。

    ◆対策の基準については、こちらをクリックしてください。

    田尻マリーナ台風対策の発令手順

    ◆各艇の対策内容の詳細は、こちらをクリックしてください。

    田尻マリーナ所属艇の台風対策ポイント

    ◆台風の最新情報はこちらの米軍情報をご覧ください。Z+9h=JST

    Https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp1622.gif

    ◆台風による被害は、船体保険に加入していないと担保されませんので加入をお勧めします。

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    田尻漁港マリーナ 運営管理者 青木ヨット(株)
    電話:072-465-8192
    FAX:072-465-8194
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    長距離航海コースACC4日目

    写真ギャラリーはこちらをクリックしてください。

    長距離航海コースACC3日目

    ACC長距離航海コース1、2日目

    Zen24夢の島マリーナで試乗会開催

    夢の島マリーナで3月19日から21日に渡って開催したZen24試乗会は、好天に恵まれ満員の盛況で開催されました。

    風が物足りない時間帯もありましたが、最新鋭のシングルハンドヨットの乗り心地はいかがでしたか。

    ご参加頂いた皆様、ご発注頂いた皆様有り難うございました。なお不本意ではありますが、資材などの値上がりにより2022年4月1日から価格を改定いたします。

    皆様のヨットライフにお役に立てるよう、スタッフ一同今後も努力いたしますので引き続きよろしくお願いします。

    2022年IQCを1月に開催

    IQCはインストラクター資格を取得するための講習です。ASAが定めている規定に従って3日連続で行います。IQCはヨットの技術を勉強する場ではなく、ヨットを教えるための技術を学ぶ場です。ヨットを教えることで、自分も成長できることを実感する場でもあります。ASAはインストラクターの行動規範となるインストラクター倫理規定も定めています。

    教室での実習と相互評価、海上での実地実習と相互評価をパスすると最後の難関であるシングルハンドテストが待ち受けています。シングルハンドテストは離着岸から8の字救助法TMやリーフも一人で行います。

    今回のBKBI受講生は4名でしたが、シングルハンドテストで全員不合格の結果となりました。上級クラスの2名は合格しました。不合格となった受講生には、再試験のチャンスがありますので、ぜひ頑張ってくださいね。

    田尻マリーナ台風14号、第2対策発令しました

    最新の台風14号進路予想によると、18日早朝には当地に接近する見込みとなりました。
    従って、下記の通り台風対策を行います。下記期間、出入港を禁止いたします。
    可能な方は、一斉作業へご参加の程お願い致します。作業時には、ライフジャケット及び軍手を着用して下さい。
    作業参加者は、受付の名簿へ記名をお願いします。

     


    1. 台風対策一斉作業開始 2021年9月17日(金)1030時から
    2. 解除一斉作業開始予定 2021年9月19日(日)1000時からの予定
    3. 但し進路状況により、中止または時間変更になる場合もございます。電話でお問い合わせください。

    ◆台風対策の基準については、こちらをクリックしてください。

    ◆各艇の対策内容の詳細は、こちらをクリックしてください。

    気象庁発表09/16

    米国海軍発表09/16
    米国海軍発表09/16