投稿者: asaaokiyacht

2月18日 プラクティスコースを開催しました

自艇をお持ちの方に質問です。
エンジンを一切使わずに離岸や着岸をしたことはありますか?

私は当初、今のヨットにはエンジンがあるんだし、といった感覚で必要性も感じていませんでした。
ですが、初めてセーリング着岸を見たとき、美しい弧を描いて桟橋にフワッと着岸するヨットに目を奪われました。

ヨットのセーリング着岸は伝説的に語られることはあっても、なかなか目にする機会も少ない技術だと思います。
日本では湾内帆走禁止のルールが設けているマリーナが大半で、チャレンジする事も出来ないのが現実です。

過去の写真①
過去の写真②
過去の写真③
過去の写真④

 

しかし、IQC(ASAのインストラクターを認定するプログラム)では必ず求められる技術です。
インストラクターでなくとも、エンジンが故障したり、ペラにロープが巻き付き、セーリングで着岸しなければならない状況を想像すれば、SOSを出すのは簡単ですが、ヨットは自己責任の世界、だれもが持っておきたい安全に直結するスキルでもあります。

 

ご受講頂いたI様は、28feetの自艇をお持ちで年間50回は出航されているバリバリのヨットマン。
普段はエンジンの力を使って切り抜ける場面も、エンジン禁止となれば勝手が違います。

穏やかな風、といえば想像するのはヨット日和、となりますが今回のプラクティスは困難を極めました!
桟橋からセールを上げた状態で風を受け、離岸しましたが・・・

風が無いとタックできない。タックしないと出航できない。判断を誤ると岸壁に・・・
コツをつかみ、一瞬だけ吹くわずかな微風を帆にはらませるI様。

海上ではヒーブツーを使ったセーリング8の字救助法や、メインセールのリーフィングの反復練習。

エンジンを使ったヘディングアップはできません。より素早さが求められるリーフ作業。

I様の持ち前のセンスとテクニックで、Y23と馴染むのに時間はかかりませんでした。
しかし刻一刻と変わる風の向きや強さ、即座に正しい判断を下さなければ手遅れになってしまいます。
ASAインストラクターにはヨットの技術だけでなく、非常に高い状況判断能力が求められるという事でしょう。

ランニングでの入港。港の入り口は複雑な風が吹く最も難しいポイントです。
一瞬の油断も許さない状況ですが、僅かな風で良く走るY23に、面白いな~と笑顔のI様。
見事着岸。練習を積めば意外と出来るんです。元々帆船にはエンジンなんて無かったですから。

今日の一番の収穫は、僅かな風の変化や波の影響など、いつも船に乗っていても感じないような変化が、Y23のように俊敏で良く走るヨットでは感じれたという事です。

これがY23が長年に渡り当ヨットスクールで採用されている所以ではないでしょうか。

I様、本日はご受講いただき、ありがとうございました。
シングルハンドテスト、是非頑張ってください。

弊社にはYAMAHA Y-23は一艇のみ在庫艇がございます。
Y23-EX・・・81万円(税別本体価格) | 中古ヨット・中古艇・青木ヨット (aokiyacht.com)

この艇はスクールで使用しているY23とは違い、ウッドの内装が施されている落ち着いたキャビンが魅力です。
オプションのマリントイレも設置済みです。
是非ご検討ください。

 

Itaru

風の無い日は、サンセットがより一層綺麗に見えます。

11月14日 田尻マリーナで体験セーリング開催

前日まで、大気が不安定で突風や急な雨が降りましたが、体験セーリング当日は2m/sの風と晴天の暖かい気候で、まさに天気に恵まれた一日となりました。

絵にかいたような晴天の田尻沖

今回のクルーは奈良県からお越しのK様。
20年前にディンギーをやっていたが、ヨットの安全面やディンギーとの違いに興味があり参加したとの事。

 

本日の海はとても快適ですが、風が弱い為、セーリングできるかどうかは乗り手次第でしょうか。
ヨットレースなどでも風が無い時ほど差が顕著に表れます。

K様は、ティラーを握った瞬間に20年前のディンギーの腕前が復活し、すっかり笑顔です。
船速が出ずバウが安定しない状況下で目標に向かう事はとても集中力が必要で、簡単ではありませんが、あっさりとあて舵を取るK様には脱帽でした。

 

そのお陰もあって、無風に近い状態から、ほんの少し風が吹くのを繰り返すようなコンディションで、風を受けると船が加速し力強くセーリングする様子を感じることが出来ました。

 

20年前に使っておられたRONSTAN製セーリンググローブをご持参

 

最高の天気の中、少しづつ太陽が落ちてゆき、ゆっくりと時間が過ぎるのを感じながら、セールを下ろし田尻へ帰港しました。

 

K様、この度はご参加いただき誠に有難うございました。
インナーセーリングで座学を開始されるとの事、大変うれしく思います。
是非ステップアップされて沖縄クルージングを実現させましょう。

また大阪SBDでお会いできるのを楽しみにしております。

Itaru

11月12日 Y-26CEXが納艇されました

青木ヨットスクールの受講生O様は、スクールの最初のステップであるSBDコースをご受講後、青木ヨットの整備済ヨットをご購入頂きました。

青木ヨットのヤードで蘇るヤマハ艇。

通常は、スクール生やクルーとして沢山経験を積み、慣れてからヨットを買おうと考えられる方が多いと思います。
しかし、スキッパーとしてご家族とヨットを満喫する為には、早い段階で自艇を持ちヨットライフをスタートした方が良いと考えられ、決断に至りました。

ヤマハ26CEXはシングルハンドで乗りやすいのは勿論、収納も多い為、キャビンライフも充実する事かと思います。

それでは、整備の様子を少しご紹介します。

プロペラは磨き過ぎに注意です。
この艇は6つウィンチがありました。全て分解してメンテします。
キールは電動スクレーパーで古い塗装を剥離。

 

このように、中古艇は初期整備が非常に重要になります。
船齢に関係なく、要となる部分を徹底的にメンテすれば安全なヨットに変身します。

これが何かお判りでしょうか。
エンジン内部の腐食を防ぐジンク(亜鉛)でした。 定期交換必須です。
経年劣化していたエンジンマウントも交換しました。
古いエアフィルター(左)は、スポンジが消滅しています。

 

船体と、エンジンを適切な方法で整備すれば、どんなヨットでも快適で安全になってくれます。
しかし、中古艇は見た目は綺麗でなものでも、きちんと整備されていないヨットが大半です。
弊社では、ご家族からの心配や、海上でのトラブルの不安を出来るだけ無くすよう、隅々まで整備させて頂きました。

ヨットに乗っていれば色んな困難と直面する事がありますが、その過程も楽しめるように、全力でサポートさせて頂きます!

O様、本日はご納艇おめでとうございました。

 

Itaru

10/31 田尻マリーナで自艇プラクティスを開催しました

今回のヨットスクールは、自艇プラクティス!
プラクティスコースとは、ヨットスクール卒業生が、反復練習を行う為にあるとても便利なコースです。
受講生の希望を中心に、コース内容を設定します。
スクール艇でも開催できますが、自艇プラクティスはヨットを購入したばかりのオーナー様に人気があります。


アンカリングを練習したい。スピンネーカーを張ってみたい。ヨットを買ったけど扱い方が分からない。日帰りで出来るだけ遠くへクルージングしたい等・・・様々なオーダーに対応します!

受講生のH様は、先日青木ヨットからリベッチオ26をご購入頂き、進水したばかりのオーナー様です。

スプレーガンによるウレタンニス吹き付け塗装
内装のウッド部分はちゃんと整備すれば再生します
コンパウンドとワックスを使い、艶の無くなったハルを全面バフ掛け
隈なく整備されて下架されるリベッチオ26

 

H様のご希望は、関西国際空港を自艇で一周したいとの事。
確かに、いきなりシングルハンドで行くには心配が多いですよね。
そこで、自艇プラクティスコースを設定させて頂き、インストラクター付きで関空一周にトライしました。

PFD、グローブ、ハーネス、ジャックライン、防水パック、お手本になる安全装備です。
3m/sの微風

向かい風でタックを繰り返し、関空の裏へ回ると、安定した風に恵まれました。
一周していく中で、様々な風位を体験して頂き、トレーニングとしても成果があった一日になったと思います。

ルーズフットが少しルーズ過ぎたのでアウトホールを引いて微調整。
風が止めばエンジンを使い機帆走。平均5ノットを維持できました。
出発から3時間ほどで関空を一周できました。

 

H様は、さらにCONコース、BCCコースとステップアップをされている最中です。
全くのヨットビギナーだったH様は、青木ヨットスクールを受講しながら、日々シングルハンドでご出港されております。
受講生の方の上達速度にはいつも驚かされますが、ヨットに興味があり、勉強して夢を実現する熱い気持ちがあれば、何歳からでも遅くありません。

H様、今月末のBCCコース頑張ってください。
この度は自艇プラクティスコースをお申し込み頂き、誠に有難うございました。

Itaru

6月20日 大阪田尻でヨット体験セーリング開催しました

6月の後半は雨が続き、風が弱い気候が続いています。
週末も雨模様が多く、ヨットオーナーの方々も、もやもやしているのではないでしょうか。
しかし、本日は前日までの土砂降りが嘘のように、晴天!

なぜか、体験セーリングは天気が回復する事が多いです。
そんな中、お二人のお客様が遠方よりお越しになられました。

兵庫からお越しのA様と徳島からお越しのI様は今日がヨット初体験。
舵を持つのも、セーリングをするのも初めてという中で、出来るだけ良い体験になるように、インストラクターも俄然気合が入ります。

 

早速、安全確認を行い、ライフジャケットやハーネスの重要性、紫外線や船酔いのリスクなどを説明させて頂きます。
自動膨張式のライジャケを着用したら体験セーリングでお馴染みのYAMAHA 23へ移動し、出港準備を皆で行います。
(乗船時に落水する可能性があるので、桟橋に行く前から着用するのがベストです!)

北風1~3M/s、今日はメインはフルで、ジブはレギュラーを選択しました。
(ジェノアでも良かったのですが、日曜日は他船が多いので視界を優先しました)

 

準備に30分ほど要しますが、陸地で出来ることは全てやってから出航し、海上では速やかにセールを上げます。
ジブも上げてエンジンを切ると・・・ゆっくりですがセーリングが成立しました!
恐らく1ノットから3ノットほどの船速ですが、田尻沖で風がある場所を探しながら、クローズホールド、アビームでセーリング。

このような状況下だと、艇のヘルム(舵)を目標に向けて安定させることが何より大切です。
船首がブレると失速し、船速が落ち、今日の風だと走らなくなるでしょう。
そんな中、A様とI様はすぐに艇を安定させる技術を身に付けられ、正直に驚きました。
ヨットに強い関心があり、すでにイメージトレーニングをされていたという事でしょうか。

 

海上では良いコンディションを予想して田尻に来られたオーナー様の艇が沢山海上で走っていました。
後ろから迫るY26Ⅱに静かに抜かされましたが、田尻の艇だと嬉しい気分になりますね。

 

関空沖、ロングパーク沖とセーリングを行い、最後は、ランニングで田尻へ帰港。
2時間ちょっとの体験の中で、凪や風位・風力の変化など沢山の経験ができました。

やっぱり微風のセーリングは、浮かんでいるだけでも気持ちいいですがセーリングはもっと最高です。
良く走るY23が頑張ってくれました。
そして、同じ艇に乗ると自然とチームワークが生まれます。
そんなお二人は8月のSBDコースにお申込み頂きました。大変うれしく、光栄に思います。

梅雨の晴れ間とは、今日のような天気の事を言うのだと思います。
この間に艇のメンテナンスを行う方も多く、青木ヨットのヤードの船台は一杯です。
メンテナンス、整備を検討されている方はお早めに。

本日ご参加いただいたA様、I様、ありがとうございました。
8月にお会いできるのを楽しみにしています。

Itaru

5月23日 田尻マリーナにて体験セーリング開催!!

梅雨に入り、雨模様が続きましたが、体験セーリング当日は快晴。
安全確認を行い、ライフジャケットを着用し、準備万端。
北西2mほどの微風の中、YAMAHA23に乗り込みます。

ジブセールはジェノアを選択。

陸上では蒸し暑い気候で汗ばみましたが、海に出ると涼しい風が吹き、とても快適です。
梅雨の合間に沢山の方がボートやジェットスキー、そしてセーリングを楽しまれているので、全方位に注意しながら沖へ向かいます。

穏やかな田尻沖はセーリングに最適なエリア

今日がヨット初体験のS様に舵を持ってもらい、船首を風上に立ててもらいます。
この段階で、落ち着いてティラー操作するS様の自然に対する感度やセーリングのセンスが垣間見えます。

今日の為にソールの白いデッキシューズをご用意頂きました

お陰でスムーズにメインセールが上がりましたが、セーリングスピードは1ノットほどしか出ません。
事前にセットしておいたジブセールを上げると、すぐに軽快に走り出すY23。やっぱりY23は面白い。一安心です。

ジブのテルテールを見ると、セールトリムが最適でない事が分かります

この後ジブのトリムを調整し、S様の正確なティラー操作により、関空へ一直線。
関空沖で風が無くなり、日差しが照り付けますが、時間の許す限り風を待ちます。

関空のブランケットに入るとセーリングは困難

 

最後の最後で少しだけ風が吹き、ちゃぷちゃぷした音と共に3~4ノットでセーリングを体験して頂くことが出来ました。
たった2時間ほどの体験の中で、風位が変わったり、無風になったり、海上でしか感じられない色んな経験が出来ました。

微風でもメインとジブにしっかりと風を受けると
快適に走る事が可能

 

体験セーリングに来られる方は皆様ヨットに強い関心をもっており、これからヨットを始めるにあたり、真剣に考えれば考えるほど、マリーナの係留の事や中古艇の整備の事など色々な疑問が生まれてくる事かと思います。
ネット上では情報が多すぎて、判断に困る事が多々あります。
そんな時は確かなプロとタッグを組み一歩づつ解決していきましょう。
青木ヨットでは確かな知識と技術を持つASAインストラクターやAOKIスタッフが全力でサポートする体制を整えています。

繁忙期を迎えメンテナンスに追われる整備ヤード
世界で最も通用するヨットの資格

S様へ、本日はお忙しい中お越しいただき、本当にありがとうございました。
是非ステップアップしていただき、SBDコースでお会いできることを心待ちにしています。

 

Itaru

 

 

(オマケ) 5月23日の田尻の夕日

5月2日-3日 大阪田尻マリーナでSBDコースを開催

5月2日、SBDコース1日目は海上で15m/s近くの強風の為、座学を中心に教習をさせて頂きました。
安全認識を高めながら、ライフジャケットの浮力体の膨張を実演後、模型などを使用し、理解しやすい講義が行われた。
市場では様々なタイプのPFDが販売されているが、セーフティーハーネスを装着できるものは少ない。

浮力体が大きくハーネスが装着できるタイプ
適切なハーネスは金具で見分けよう

 

5月3日、は海上は北3m/s、実技にピッタリの風に恵まれ、離岸着岸(ドッキング)、旋回、人命救助と受講生自身が操船を行います。

穏やかな田尻沖
田尻沖で人命救助を見事に成功させるM様とK様

2日目の最後に行うセーリングでは、風が捕まえれるか試行錯誤しながらクローズホールド、アビームなどの風位にトライ。

ジブはレギュラーで無くジェノアを選択
なかなか上手くセールに風がはらまない(2ノット)
関空に近づいた時、受講生のセンスによって風を捕まえる事が出来た
セールトリムを調整し、さらに加速するY23(4ノット~)
後片付けは受講生の手で行う

ペーパーテストを経て、無事SBDコースをご卒業。

SBDテストには高度な問題が含まれている

お越しいただいたM様、K様、ありがとうございました。
次はBKBコースへのステップアップをご検討頂ければ幸いです。

Itaru

5月3日の田尻の夕日

4月25日 大阪田尻マリーナで体験セーリング実施

本日の天気は、晴れ。
風は、北1~2m/sといった所でしょうか。
気温も上がり、体験セーリングにはもってこいの気候です。
マリーナでは、日曜日という事もあり、ヨットのメンテナンスや、ゴールデンウィークの航海の準備などをされているオーナー様が見受けられました。

 

 

安全確認を行った後に、スクール艇Y23へ移動して、セールをセットします。
(今日はメインセールはフルで、ジブはレギュラーで出航します)

 

 

2時間ほどの体験の中で、微風で尚且つ風向きが大きく変わるシーンが何度かありました。
(微風ではどこから風が吹いているか判断するのが非常に難しい)

 

 

しかしM様は風位や風力の変化を敏感に捉えられるセンスをお持ちで、海上では時折2~3m/sの風を捕まえることができ、エンジンを停止して静穏の中、気持ち良いセーリングを体験する事が出来ました。

 

ヨットの通り道として有名な田尻沖ですが、今日はいつにもまして沢山のヨットが走っていました。
豪華なマリーナは沢山ありますが、沖に出てすぐにセーリングできる海域は本当に貴重ですよね。
(田尻沖は関空連絡橋のお陰で大型船が通行できないので、いつでも貸し切りゲレンデ状態です)

 

 

体験セーリング修了後に早速、SBDコースにお申込みいただきました。担当者として大変光栄でした。
6月にお会いできるのを楽しみしています。

 

(オマケ) 最後に、片付け終わったスクール艇と本日の田尻マリーナの夕日をご覧ください。

 

 

ヤマハのY23は価格も手ごろで、一人でも操船がしやすいので、気軽にソロセーリングをしたい方や、これからヨットを始められる方にピッタリの人気艇です。

青木ヨットではY23が一艇のみ入荷いたしました。程度が良いY23をお探しの方はお早めにお問い合わせください。
きちんと整備された保証付きのヨットでセーリングを楽しみましょう。

本日はありがとうございました!

Itaru

4月24日 大阪田尻マリーナで納艇式を行いました

本日の天気は曇りのち晴れ。視程5海里、風力2m/s。

今回ご納艇したのは、青木ヨットが製造しているシングルハンド艇 AH24。(現在はZEN24)
オーナーのN様はヨットレースなどで活躍されていましたが、一人でも気軽に乗れるシンプルなヨットが欲しいと、ご相談頂いたのがきっかけでした。

AH24は人気艇なので市場へ出回る事は大変稀で、なんと、ご相談から二年もお待ち頂きました。

こだわりポイントはなんといってもハルのラインではないでしょうか。
N様のセンスが輝くかっこいいヨットに仕上がりそうです。

2液性アクリルウレタン塗装は高い技術が要求されます
下地処理が完了した様子。この後、塗膜が固く傷に強い塗料を吹き付け。

こだわりポイントその2は、ハリヤードの取り回しをコックピットリードからマストリードへ仕様変更。
見た目がすっきりするだけでなく、操作性が大幅に向上します。

マストウィンチはトラブルも少なく、シングルハンドに最適な艤装。

ローラースライダーとの相乗効果でセールのアップが驚くほど軽いのが特徴です。
(ウィンチを使わなくても一番上まですんなり上がりオーナー様も驚くほどでした)

整備が終わり、海へ下架されるAH。キール下も塗り残し無し。
恒例のシャンパンは、コルクを高らかに打ち上げます!

納艇式が終わり、テストセーリングに行くころには風力は4~6m/sまで上昇。
AHの保針性の良さは有名ですが、実際体感すると驚きと感動の性能でした。
なにより、体が疲れにくく、気軽にセーリングを楽しむ為のすべてが備わっています。
それでは、カッコ良くなったAHのテストセーリングの様子をご覧ください。

平均6ノットで快走するAHを見事に操船するオーナー様。
1年以上のブランクがあるとは思えない身のこなしでした。

本日はおめでとうございます!

中古艇は、青木ヨット整備済みの艇であれば、どんな艇でも安心して長く乗って頂けます。
その反面、市場には整備されていない艇や事故艇も多く出回っており、船の所有には大きなリスクが潜んでいます。

今後の生活にヨットを取り入れようとお考えの方は、プロへお気軽にご相談ください。
ご家族も安心できるヨットライフをトータルサポート致します。

 

Itaru

4月18日 田尻ヨットレースを開催しました

1シーズンに1度開催される田尻ヨットレース⛵⛵⛵
事前に天気予報をチェックすると、10m/sの予報🤣

今回は10艇のエントリーがあり、熾烈な争いが予想されました。
艇長会議では稀にみる複雑なコースが発表されました。(完走できるか不安になるほど)

自然を味方につけ、風を最大限に利用するスポーツ、「セーリング」。
普段のメンテナンスや、田尻沖でのトレーニングが生かされる時ではないでしょうか。

メインセールをリーフするべきか、ジブセールのサイズはどれを選ぶか、戦術を練る時間はあまりありません😑
いよいよスタート時間が迫ると、重たい風が吹き、笑顔の中に緊張感と闘志が増してきます😈

勇気を振り絞り、海上に出ると・・・予想以上の風圧で艇のコントロールが困難な中、素早くセールを上げる田尻のヨットは圧巻でした。
私たちは、青木ヨットスクールで学んだことを思い出しながら、基本に忠実に、安全を確保しながら、セールをトリムします。
このような状況下でも、一つ一つの判断を冷静に下し、ロスを出来るだけ無くす事がいかに難しいかを体感する瞬間でした💯

田尻マリーナが近づくと、安心感が漂いますが、油断大敵。
セールダウンや着岸までこなさなければ、ゴールは出来ません。

ジブセールのUVカバーが剥がれたり、ライフジャケットが膨らんだり、色んなトラブルと戦いながらも、殆どの艇が完走されました。

上位入賞の方へはHELLY HANSENやAmerican Eagleの豪華賞品が配られました。
着順は写真をご覧ください😎

太陽を浴び、風に吹かれ、満身創痍になりましたが、海の上では自由を感じられるので、これからの時代もヨットは最高のレクリエーションになると確信した一日でした👍👍👍

ご参加いただきました皆様、大変お疲れ様でした。そして完走おめでとうございます。

これからも青木ヨットスクール並びに田尻マリーナを宜しくお願い致します🙏

Itaru & Yuu

4月8日 大阪田尻マリーナにて団体向け体験セーリング開催

田尻マリーナの名物、体験セーリング。
今回はグループ様10名でのお申込み。

30feetのスクール艇「イーグル号」
23feetのスクール艇「Y23一号艇」

 

二艇のヨットでチーム分け。
出航前には、マリンスポーツに潜む危険性について説明させて頂き、ライフジャケットを着用していざ艇へ。

みんなでセールのセットを行い、いよいよ出航です。
キラキラ光る海面、風は北西3m/s、初めてのセーリングには丁度良いコンディション。

早速、参加者に舵を持ってもらい、風上へ艇を立ててもらいます。(いきなりでも風上を捉えれるって凄いですよね)
セールを上げ、ディーゼルエンジンを停止させれば、風と波の音以外なんにも聞こえません。

クローズホールドで目的地の関空沖まで一直線、後ろには静かに迫りくるY23一号艇。
船首がふらつけば、差が縮まってきます。みんなで舵を交代し、全集中、海の呼吸を使い本気モードへ。

ちょっとしたレース気分も味わいながら、飛行機の離発着を特等席で見物。
最後はブロードリーチで田尻に帰港しました。
お帰りの際には、5歳若返りました!と笑顔でお声がけいただき、嬉しい限りでした。

またのお越しをお待ちしております。

Itaru & Yuu

2021年3月 田尻マリーナで納艇式がありました

3月27日、快晴の中田尻マリーナで納艇式を行いました。

オーナーのK様は青木ヨットスクールのSBDコースをご卒業され、弊社中古艇の中からヤマハ25マイレディを気に入って頂き、ご成約頂きました。

納艇式の様子

ヤマハ25 マイレディ
整備され綺麗になったマイレディ

マイレディは25feetながらキャビンが広く、個室マリントイレが魅力的なヨットです。
その他にも装備が充実したリミテッド仕様は滅多にお目に掛かれません。

テストセーリング、いざ初出航

海上で1Pリーフの設定を行う
海上で1Pリーフの調整

テストセーリングでは1m/s程の風でしたが、整備された艇はしっかりとセーリングをしてくれて一安心でした😊
マイレディは同型艇が沢山ありますが、一艇一艇に個性があり、本当に奥が深いヨットです。

それでは今回の整備の様子をご紹介いたします:-D

ヘッド交換で高圧縮の1GMに
整備・ヘッド交換で圧縮を取り戻した1GM

キール底も船底塗装

シート類も新品へ。スムースな操船の要です。

まだまだ入手可能な純正部品!どこのパーツか分かりますか?

 

青木ヨットこだわりの「整備済みヨット」で何歳からでも「安全」に楽しんでいただけます😁
自艇の所有を迷われている方は・・・お気軽にご相談ください👍

Itaru

1/24 大阪田尻校でヨット体験セーリングを開催しました

前日の予報が外れ、午後も小雨が降り続くコンディションの中、体験セーリングを開催。
北の風2メートルで海面は穏やでした。

参加者はしっかりとしたレインウェアを持参されて、2時間のセーリングに出発。
出向前に青木ヨットヤードに上架中のヨットの船底を見て頂き、海上ではメインセールをあげる、舵をもつ、双眼鏡で物標を確認するといった経験してもらいました。

 

 

雨のお陰か、他船が全く走っていない貸し切りのゲレンデをヨットでセーリング!
センスの良いお二人は何も言わなくとも当て舵で進路をキープ。

田尻マリーナ沖は雨でも楽しめる恵まれた海域だと再認識しました。

またのお越しをお待ちしております。

itaru

5/12-13 BKBコース 田尻マリーナで開催

5月12日と13日、大阪の田尻マリーナで、BKBコースが開催されました。

12日の前期は、SBDコースで学んだ離着岸と、さらにヨットの基本技術であるタッキング、ジャイビングなどを実習で学んで行きます。

最近の不安定な天候のため、12日は天候も大丈夫だったのですが、13日はあいにくの荒天候で、海上には出られず…..

残念でしたが、その時間を生かして教室内で出来ることを学んで頂きました。

ご参加いただいた2名様、ご受講ありがとうございました、そして合格おめでとうございます!

 

 

5/5-6 SBDコース 田尻マリーナで開催

2018年5月5日と6日、大阪の田尻マリーナでSBDコースが開催されました。

今回の受講者は香川県からの1名様で、インストラクターとマンツーマンのレッスンとなりました。

SBDコースはヨットの基本を習うクラスです。教室でインストラクターからヨット用語や離着岸についてまず講義を受けます。そのあと、快晴の青空のもと離着岸の練習。

SBD、BKBは1名様からでも受講可能。1名ならみっちりと練習ができるので、じゅうぶん練習していただけたことと思います。

2日目のテストはすんなり合格されました、おめでとうございました!

遠くからご受講ありがとうございました、また次のクラスでお会いできることを楽しみにしております。