4/17 田尻Springヨットレースを開催しました

長年に渡り田尻で行われる春のヨットレース。
伝統の一戦は8艇のヨットにより過去最高レベルの神経戦が繰り広げられました。

台風1号が日本列島から遠ざかり、穏やかな海面の田尻沖。
少し肌寒い微風でしたが、セーリングには絶好のコンディション。

艇長会議が始まると同時に発表される本日のコース。
レーティング表も大規模なレースと同じ基準で作られいます。

注意点のおさらい
スキッパーは全員参加
コースの注意点を説明

 

田尻ヨットレースの名物は、ラリースタート。
船のフィートとクルーの数によって、秒単位で正確にハンデが付けられます。
この日、最もスタートが早かったのはシングルハンドのY-23ナイトホークでした。

高回転で雄叫びを上げるエンジン
ZEN24が出港する頃、沖ではすでにバトル勃発

 

綺麗なセールカーブの写真を見ると、波を切り悠然と進むヨットのあの音が聞こえてきませんか?

 

ヨットレースで勝敗を分ける要素は何だと思いますか。
艇の性能、クルーの人数、スキッパーの技術。それはもちろん重要ですが、
田尻では複数のブイを周回しますのでブイを一番最初に見つけた人が有利になります。

どちらに優先権があるでしょうか
このブイがどこのブイか分かりますか

 

今回の見どころは、スピンネーカーでした。
スピンネーカーは取り扱いの複雑さもあり、普段はセールバッグから出る機会が最も少ないセールでは?
しかし、レースを練習の場として活用していただき、皆さま果敢にチャレンジされていました。

青木セーリングクラブ大阪校はスピンを展開! 東京校の皆様も是非!
スクール受講生チームもスピンを展開!
負けじと真っ赤なスピンを準備するY28-S

 

レースは技術面だけでなく、整備面がとても大切です。船底が汚れていては、どんなヨットも鈍足になります。
普段からメンテナンスをしてヨットを可愛がっている結果がレースで浮き彫りになります。
その分、実際にご家族や仲間とクルージングへ行かれた際に、重大なトラブルを減らせるのではないかと思います。

ダブルハンドのY23はファーリングジブを最大限に展開
このサイズのヨットでもシングルハンドで出場されたオーナー様
観音開きをスピンポールで安定させるY23校長艇
どの艇も差を縮めることが出来なかったY23校長艇

今回のレース結果は、意外にもスピンを使わなかったY23が優勝となりました。
特別な艤装がされていない、いたって普通のY23がどうして速く走れたのか。とても興味深い事です。

この理由は、レース順位発表の後に、青木校長の貴重な技術解説で種明かしされました。

商品はじゃんけん大会で決着!
校長の技術解説は好評につき、次回もやります!
興味深い結果で幕を閉じたレース

 

潮流を意識したセーリングをしたい方は、是非CONコースをご検討ください。
自艇が無くてもレースに出てみたい、定期的にヨットに乗りたいという方は、青木セーリングクラブにご入会下さい。
ヨットはとても身近な乗り物です。まずはお気軽に青木ヨットまでお問い合わせください。

この度はレースにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

次は夏のヨットレースでお会いしましょう!

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