青木ヨットスクール・同窓生交流ブログ

四国一周長距離航海コース・BBC (11/15-16:姫路木場~弓削島)

長距離航海コースの第二章BBC区間は、姫路木場(兵庫県)~弓削島(愛媛県)~マリンピアむさし(大分県)の航程200海里です。2回の夜間航海を乗り切らなければなりません!

1700時、3名の受講生が姫路の木場ヨットハーバーに集まりました。まだ明るさのあるうちに、教習艇EAGLE-2(YAMAHA-34)の装備を確認しておこうという魂胆です。(笑)
BCCに引き続いて参加の人、昼間の長距離航海の経験のある人、シングルハンドで沖縄に行った人。自己紹介と航海計画の発表で、既に盛り上がっています。夜の備讃瀬戸を航行するためには、適切な目標を選ばなければなりません。海図には灯浮標による道筋が示されていますが、それは他の船も集まってくることを暗示しています。つまり、航海を計画する”戦略”と、航海を実行する”戦術”を学ぶことになるのです。
今回の航海でクルー3名のローテーションは、2時間交代でコクピットには常時2名が居るように決めました。つまり、ワッチは都合4時間となり、2時間の休憩を確保できます。ただし、セイルチェンジ等はオールハンズで対応します。
さて、準備を整てヨットハーバーの防波堤から出てみると・・・第一目標の灯りがどれなのか判断できません! 海面には、海図のイメージよりも多くの灯りが見えるのです。漁具の灯りや、陸上の灯りがあって、その灯りの強弱の違いで距離感が掴めません。その灯りに紛れている灯浮標”Mo(A) 8s”を発見しないと、この先には一歩も進むことはできないのです。「落水っ!」そう叫んだ、インストラクター(あ)がダンブイを投げました。ストロボの点灯は強く、空中を飛んでいるようにさえ思えます。なんとかダンブイを回収した時には、方位を失っていました・・・
姫路から西へ向かう、赤穂や牛窓の沖には約5海里ごとに灯浮標があります。それぞれの灯質を見極めれば、順番に辿って行くことができるのです。この時点では全員がコクピットに居て、雑談をする余裕がありました。小豆島の北側を通過した辺りから、内航貨物船が多くなり、ワッチに緊張感が出てきました。海図に記されていない灯りも増えてきました。これらは航路標識でないもの・・・通常は航行に危険なものを表しています。そして、この井島水道を南に下れば、備讃瀬戸東航路です。高松市街の灯りの中に、西に東に向かう大型商船の航海灯も視認できいるのですが、受講生はまだ気づいていません。さあ大変だ!
瀬戸大橋をくぐり抜け、備讃瀬戸北航路を進むうちに夜が明けました。(風光明媚なところを・・・次は昼間に帆走りたいものです。(笑)) 日が昇り、温かくなってくると笑顔になります。海が広くなりました。燧灘です。穏やかなイメージの瀬戸内海ですが、幾つかある”灘”のつく海域では外洋なみに時化ることがあるので注意が要ります。幸い、今日は帆走日和りでした。
本日のゴールは、弓削島の西側にある”上島町ゆげ海の駅”です。専用のポンツーンもあり、何より超安価なのが嬉しい。1t当たり1日1円! つまり、プレジャーボートなら5円程度で安全安心な停泊ができるのです。駅舎の設備も素晴らしいので、テーブル席を借りて後半戦の航海計画を立てました。明日は、潮流を乗り切るのがポイントですね。村上水軍が現れたらどうしよう・・・ (あ)

”上島町ゆげ海の駅”は、機会があったら是非立ち寄って欲しいですね。インストラクター(あ)も、また行こうと思います。 http://yuge-seastation.strikingly.com/

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