田尻マリーナ所属艇の台風対策ポイント
Posted by: 青木校長 | 10月 1, 2016
艇に対する対策
- ドジャー、ビミニトップを折りたたみ、雑索で30㎝位の間隔でラッシングする。
- ジブファーラーは、ジブシートとファーリングラインをクリートへ固定しておく。
ジブシートは、ジブに3回ほど巻きつけて、シートを張っておく。
スピンハリヤードを緩めて、ファーリングと反対方向に取回して、ジブの上から巻きつけた後に、ハリヤードを張っておく。 - 艇のフェンダーは、ガンネルの接触を防ぐために、フェンダーはガンネルから1/4ほど上がる位置へ揃えて、確実に結ぶ。
軽量のフェンダーは、風で巻き上がり役に立たない。
定置アンカー、係留ロープへの対策
- 他艇の出入港を妨げるので、対策作業は指定時間に一斉作業として行う。
- 定置アンカーからのアンカーロープを十分に引いて、バウが桟橋へ当たらないよう艇を後方へ下げておく。
アンカーロープのカキや海藻を掃除しておかないと、滑車につかえて後方へ十分下がらない。 - 重量艇や30フィート以上の艇は、後方へ増しもやいをとる。
自艇の後方増しもやいは、14~16mmのロープを自艇用として用意し、コクピットへ置いておくこと。 - 両隣の艇へは、スターンから両横へ増しもやいをとる。
横増しもやいは、パルピットやライフラインの下側を通す。
横増しもやいは、12~14mmの太さを使用し、クリートヒッチでクリートへ確実に結ぶ。横増しもやいの長さは、少したるませ、海面にはつかない程度に張る。
台風対策作業時の注意と手順
- 作業参加者はライフジャケットおよびグローフ゛を着用する。
- 横増しもやい用ロープを、一隻置きに艇の上へ積み込む。
- ボートフックを持って艇へ乗り組み、横増しもやいを結ぶ。
- 作業艇へ後方もやいロープを積み込む。
- 作業艇が順番に後方もやいロープを艇に結び、岸壁側へ手渡す。
- 艇に結んだ後方もやいロープを十分に引き、ポンツーンまたは岸壁の係留金具へ結ぶ。
- 参加者リストへ氏名を記入する。記名のない場合は請求対象となるので注意。
- 自艇及び他艇への被害に備えて、加入保険を確認する。
対策方法の良否
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