3/6-7 SBD 横須賀校 を開催しました

今回の SBD は、男性2名が参加されました。お二人とも、すでにヨットをはじめ様々な海の経験をお持ちです。講習中のすべての課題に、大変に積極的に熱心に取り組んでくださいました。教室では、安全装備の確認と予習問題について、教科書を参照しながらディスカッションしました。
艇に移ってから、まずは風を使った離・着岸の手順を、繰り返し実習しました。フネの動きに、風が与える影響を予測することがポイントになります。出港後はセイルを上げる前に落水者救助の練習を、機走で行いました。落水など、起こり得るトラブルを重大な事故につなげないために、スキッパーとして必要な判断力と技術を磨きます。落水者の風上側に、艇を止められるようにがんばりました。
「セイリングによる8の字救助法は、ここではやらないのですか?」という、教科書の先の先まで予習された、前向きな質問をいただきました。「はい、SBD では機走で救助します。8の字救助法は、次の BKB で修得する課題です」「そうですか。すぐに BKB を受講したいのですが、ずいぶん先までいっぱいで、6月まで空きがないようです」という有り難いお問い合わせ。なかなか予約が取れなくて、申し訳ありません。
1日目は温暖・微風で、風を掴む感覚を研ぎ澄ませてセイリングしました。帰港した際の着岸は、無駄のない確実な手順で満点でした。

2日目の朝は強風。前日と打って変わって真冬の寒さが戻ってきました。風の中での艇の制御を教室で確認してから艇へ。強風を利用して、港内で風上前進離岸法を実習しました。2日目のセイリングでは、出港の際のスキッパー Tさんの「1ポイントリーフのメインとレギュラージブにしましょう」との選択が大正解。艇が落ち着いた挙動をしながらも、よい風を受けて走りに走りました。
タッキングとジャイビング、ヨットにとって危険な状況を察知する練習を連続して行いました。ヘルムスマン Sさんが指示する、ヒーブ ツー タックとヒーブ ツー からの離脱も一発で決まりました。帰港後は丁寧に片付けをし、最後にペーパーテストに挑戦。お二人とも優秀な成績で合格され、SBD の課程を修了しました。
また次回、お会いできることを楽しみにしています。(Heday)

 

4 コメントあり 3/6-7 SBD 横須賀校 を開催しました

  1. これはインストラクターの配慮が足りないぞ~

    セイルの折り目は踏まないでね!
    あと、折り紙のように折るのではなく、ハンクス側に寄せられるとbetterだぜ! (あ)

    • ジブは普通に畳むとラフ(ハンクス側)は寄ってきませんね。教科書インナーセーリング1の49ページのイラストのように畳むには、最初にフットを三角形に折ってラフを揃える必要があリましたね。(みち)

      • ハイカットのジブ、事前にかなりフットを折り返したのですが、まだラフが揃っていませんね。次回から、もう少し綺麗にハンクス側に寄るように工夫してみます。
        あと、受講生さんはセイルの折り目は踏んでいないです。そこは避けるように足を置いてくださっているので大丈夫です。

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