坐禅

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月例坐禅会の中止と自宅坐禅のすすめ

毎月、泉佐野市の慈眼院をお借りして行っている月例坐禅会は、緊急事態宣言を受けて3月から4月まで中止しています。

思いもかけなかった非常事態に遭遇し、今後の生活は一体どうなるのだろう。誰もが不安に思う毎日です。
このような時にこそ、いつもの坐禅が役にたちます。これまでの練習を思い出し、自宅でも職場でも一人静かに座り、30分間、呼吸を整えましょう。長くゆっくりと鼻から息を吐くことで、腹式呼吸ができます。30分間、静かに腹式呼吸を続けると、波立っていた感情が収まってきます。
意識は感情によって影響を受けますが、静かに呼吸して坐ることで感情の支配から離れることができます。すると意識にバランスが生まれ、多角的な視点に基づいた賢明な判断が浮かび上がってきます。

坐禅は自分自身の意識を無にするものではありません。ある考えに集中させるのでもありません。自分にとっての課題や問題を、360度の視角からバランス良く見つめ、意識の冷静さを保って最善の解決を見出そうとして行う行為です。

冷静さを保つことを英語では「even keel」と言います。前後のバランスを水平に保つ船用語です。
古来から伝わる言葉では「平常心」と言います。平常心は、誰もが持っている宝物です。坐禅によって得られる平常心は、限られた情報の中で、決断を下さねばならない時に使えるとっておきの技です。
いまこそ、宝物を取り出しましょう。

平常心(びょうじょうしん)鈴木大拙書

慈眼院月例坐禅会に参加

11月17日、定刻の5分前に慈眼院へ到着する。すでに6名の参加者が集まっている。

わずか3時間弱の間であるが、きょうは「平常心」を念頭に置いて坐る。1か月の忙しい毎日を送る間には、平常心を保ってはおれないときがある。その自覚を確認する機会だ。

我々のために書院に入れてあった花は、野菊と照葉であった。唐金の曽呂利に、晩秋の風情が漂う。来月の12月15日が、待ち遠しくなってきた。

月例坐禅会に参加

泉佐野市の山手にある慈眼院は、国宝となっている鎌倉時代の多宝塔で知られた古刹である。5月19日夜、その慈眼院で毎月行われている坐禅会に参加した。
月に一回であるが、抱えている問題を多角的に考えるにはまたとない機会だ。2時間の坐禅の後は、書院でお茶をいただきながら、寿明和尚様と談論できるのは楽しみだ。6月の坐禅会は9日(土)1830時からだ。