田尻→湯浅フロテーラ開催!アンカリングがキマった最高の週末!

11月15日、16日の二日間にわたり、ASA(アメリカンセイリングアソシエーション)の日本校であるAOKIヨットスクール主催で、大阪田尻マリーナ発、和歌山・湯浅海の駅行きフロテーラを開催しました!

出航前には青木校長による艇長会議が行われました。

今回のフロテーラには、ビギナーの方から、経験豊かなベテランオーナー、そしてヨットライフを再開したい方まで、日本各地からの参加者と共に9艇のヨットが船団を組みました。

11月後半とは思えない暖かな晴天に恵まれ、風は微風。安全かつ確実に技術を確かめながらセーリングを楽しむには最高のコンディションでした。

航海の最大のハイライトは、目的地・湯浅海の駅でのアンカリング(錨泊)!
船団全員が教科書通りの美しい係留を見事に達成し、「これで自信を持って旅に出られる!」、「技術的な不安が解消された」と参加者から喜びと達成感の声が続出しました。

着岸後は湯浅海の駅のハーバーマスターに日本遺産である醤油発祥の地を案内していただきました。
「最初の一滴」で有名な湯浅は醤油醸造の発祥地の一つであり、江戸時代にはその品質の高さから全国に知られるようになりました。この大量に生産された醤油を江戸まで運ぶために、廻船による海上輸送が不可欠でした。

明治初期に描かれた「湯浅図屏風」には、たくさんの醤油樽を運ぶ様子や、沖に停泊している大きな帆船(廻船)に小さな船で樽を積み込む、活気に満ちた湯浅の浜の様子が描かれています。

夜には、湯浅海の駅の多大なご協力により、宴会場までの送迎バスを手配いただき、美味しい料理とともにお酒を酌み交わし、親睦を深めることができました。この場を借りて感謝申し上げます。
また、Potalaka号五島対馬クルージングスライドショーを発表して頂いたH様、誠にありがとうございました。

最高の仲間と航海技術の成長、そして温かいおもてなしを実感できた、記憶に残る充実したクルージングとなりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

Itaru

※フロテーラとは・・・

主にヨーロッパの地中海(ギリシャ、クロアチアなど)やカリブ海、アジアなど、世界中の美しいクルージングエリアで開催されています。

未知の海域や慣れないマリーナでの航海でも、経験豊富なリードクルーがサポートしてくれるため、特に初心者や経験の浅いスキッパーにとって非常に安心です。
また、ルートや停泊地が手配されているため、自分で計画を立てる手間が省けます。
リードクルーからのアドバイスや、他の参加者との交流を通じて、航海スキルや知識を深めることができますので、ヨット経験が浅いけど将来自艇を持ちたい方や、スキッパーとして経験を積みたい方など、来年も全国からのご参加をお待ちしております。

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